怪奇学園
作者 | kanavun
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使用ツール | RPGツクール2000
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<ジャンル>
バイ○ハ○ード風 RPG
<ストーリー>
主人公の少年、金森はごく普通の学生。彼は親友の新田と二人で授業をフケていた。いつものように他愛のない話をしていたその瞬間、突如二人は大きな震動に襲われた。
<システム>
使用ツールがRPGツクール2000なので基本的にはオーソドックスなRPG。しかし各キャラクター達に『銃器』(ショットガンやライフル等)を装備させる時だけはやや特殊な作業が必要。といっても大して面倒くさくないので気にしなくてよい。
ゲームは最終的には10人まで増える仲間たちの個性や特技を生かして化け物達が蠢く学園から脱出する事が目的。メンバーは一度に3人(後半は4人)まで連れて歩けるが、学園の各所に仕掛けられた障害を突破する為には、それに合ったキャラの特性を必要とするので割としょっちゅうメンバーを入れ替える作業が必要。一度通り過ぎた所に戻って調べなおす作業が必要な場面も多い。これを面白いと感じるか面倒と感じるかは人それぞれ。
<総評>
このゲームの良い所はなんと言ってもゲーム中ずっと漂っている緊張感。部屋を暗くしてプレイするとマジで怖い。そして個性的な10人の主人公。10人もキャラがいると大抵1人、2人影が薄くなるものだがこのゲームは短いながらも各キャラにイベントが用意されていて、作者の愛を感じる。(笑)
図書室に行けば攻略のヒントを教えてくれる本が置いてあったりして、ビギナーにも優しい作りになっている。(ゲーム全体の難易度は高めだが)
主人公が強いまま2週目、3周目とプレイできるのも嬉しい。
プレイ時間は大体3〜4時間の短い作品だが、完成度は高いように思える。金を取られるわけでもないし(笑)、暇つぶしには(勿論、真剣にプレイするにしても)充分に面白いゲームだ。
(ゲームDL開始直後はバグも多かったが、現在は大幅に改善されているので不快を覚えることは無い)
テケメケの好きなキャラは色神。強いし、クライマックスでのイベントが良い。泣くかと思った。次にリェンかな。